ゆっくりあそ部

47歳から始めた自転車遊びと日常の記録を気ままに綴っています。

20160818能登の海岸物語 三話の巻

2016年8月18日(木)  快晴


さて、今日は・・・


輪島に朝が来た、袖ヶ浜の空は初秋を感じさせる雲が薄青い空を泳いでいる。
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夕べはとても楽しかった、いや昨日は一日中楽しかった、
朝の海を見ている、温かいコーヒーが飲みたくなる。


浜に打ち寄せられる波を見ていたら、足を濡らしてみたくなった。
水はきれいだ、冷たくはない
波と砂に足がさらされ気持ちがいい
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すでに日が昇ってきたが、ここの浜には右手の半島の陰になってまだ日が差してこない。
朝露でぬれたテントを日に当てたいが、もうしばらく後になりそうだ。

朝ご飯を調達に行くときに、右手の半島へ行ってみる
ここも素晴らしい景色だ、釣り人がいた
きっと早朝からいるのだろう。近寄って挨拶をして話しをするのもよいかもしれないがそれはこっちの都合なのでやめておいた。
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遠くに赤い船が見える、フェリー?
佐渡に域には、新潟-佐渡島のフェリーか・・・いつか行きたいなぁ。
もちろん、自転車をもって
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お世話になった袖ヶ浜キャンプ場、来た時よりもきれいに
テーブルの周囲に落ちていたごみをひろい持ち帰るイメージ 2



さて、今日は・・・

やはり、輪島の朝市を見に行こう

朝ご飯調達の時に朝市の場所を確認しておいたので迷いなく到着できた。
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朝市は8時から始まる
道の両端に出店があり、おかあさん、おばあさん達が地元の品を並べ売っている。
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輪島の朝市の歴史は古い平安時代から行われていたという文献があるそうな、神社の祭礼日などに生産物を持ち寄って、物々交換しあっていたのが市の始まりで室町時代には毎月4と9の付く日に、明治時代には毎日、市が立っているとのこtと

干物や輪島塗のお箸他多種、手作りの草履もあった
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お土産を数個買いたくなる雰囲気もある、土産を少し、いやもう少し買っておこう

市の端まで歩く、まれ記念館があった
朝ドラを見ている人は、輪島といえば”まれ”であろう
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ドラマで使用されたセットが置いてある
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ドラマは、輪島をよく知らなかった私に旅の興味を持たせてくれた、今回の旅のきっかけといってもよいのかもしれない。住んでいるところからすると能登は遠い、でも行ってみたいところでもあった。
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輪島にとってもこのドラマのいい影響があっただろうし、今もあると思う
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朝市通りでご飯を食べれるところが3つぐらいある
魚が食べたくて入店する
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メニューでいろいろ迷うが、折角なので地元の魚を頂こうと地魚丼を頂く、身がぷりぷりしていてとても美味しい酢がよく効いている飯もいい
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10時を過ぎたころ、朝市を後にした

さて、今日は・・・
輪島から海岸線を南へ降る

輪島黒島地区を示す看板があった、建物の保存地区になっている
調べてみると、
集落が形成されたのは16世紀前半の事であると考えられており、戦国時代の史料にも既に「黒嶋」という名を確認することができる。16世紀後期、室町時代の末期には番匠屋善右衛門(ばんじょうやぜんえもん)が黒島で始めて廻船業を起こし、加賀一向一揆の兵糧米を運んでいたという。以降、数多くの船問屋が創業し栄えていった。特に森岡屋は總持寺の御用船として使われていた船問屋であった。なお、廻船業が盛んであったとはいえ黒島に北前船を留める港は無く、この集落は船主や船頭、水夫などといった廻船業者が住居する集落として発展したものである。http://www.asaichi.info/asaichihistory.html

今日は、催事の日なのであろう、町並みが飾ってある
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海岸線沿いは、鮮やかな日本海が望める、したがって立ち寄るところも多い

琴ケ浜海岸、別名:鳴き砂海岸
浜まで下りてみたが都合よく鳴いてはくれない、ちょうど着いた観光バスのガイドさんが、もっと先の浜を指定していたらしい、・・・そうだったのか
でも、とてもきれいな波だった、浜に下りてよかった。
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2時間サスペンスに出てきそうな海岸線に目が行く、この季節でこの天候だからきれいなのだろう。
これらの岩から予想されるのは、冬の能登の厳しい風と強い波だ
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世界一長いベンチ
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ここも有名になっている場所だ、きっと夕日がきれいに見えるのだろう、ギネスにもの載ったと依然聞いたことがある・・・よく造ったと思う。
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このベンチのところにこのような石碑が・・・
舞鶴の記念館は知ってはいたが、ここ出身の方がモデルだったとは知らなかった。
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自転車ではないが、暑いので体温調整
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11:58 巌門
巌門見学船
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船はこの下に入っていった、イメージ 18

見学コースを歩く
ここが巌門だな・・・とわかるところまで下りた
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この穴も自然がなせる産物なんだなぁ、
今でも波による造形は進んでいるのだろうか。
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まさしく、2時間サスペンス劇場にもってこいの場所になるだろう

松本清張 ゼロの焦点改めてみてみたくなる。
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我々のバスは、一昨日出発したところへ向かって走る。まだ旅は終わってはいないが、この旅の出来事を振り返る話で少し懐かしい。
旅の終わりは少し寂しい、だけどだからこそ次も旅がしたくなる。今回もお世話になったhideさんとkumaさんに感謝しかない。

到着した、自転車とリュック、一人用テントと寝袋等々と少しばかりの土産を降ろしす。

ありがとうございました。